全ては犬の見ている夢だったらいいのに

毒家族の狂ったエピソードと現実的な家族終い

毒母エピソード【容姿について】

母は幼い私に「あなたは40の恥かきっ子として生まれてきたのよ」と言っていた。

その言葉の意味がわかったのは高校生の時で、私にわざわざ「恥ずかしい子」と

意地悪を言っていただけではなく、実に品がないなと思った。

 

私は父が38、母が33の時の子どもだが、そんなことを産んだ子に

何度も言うくらいなら作らなければ良かったのに。と思う。

鏡を見せて「私は恥かきっ子を産みました」と言わせるセラピーでも受けさせたい。

 

また、父と私がリビングでテレビを見ている時、

母が突然「お父さんが違ったら、可愛い子が生まれたはずなんだけどねぇ」と

ニヤニヤしながら言ってきたことがある。

父は「無」なので何も言わず、言い返すのが面倒だった私も黙っていた。

 

母は自分の容姿にまぁまぁ自信があるようで、自分一人の遺伝子なら

可愛い子が生まれたのに。と思ったのだろうか。

そして、そういうことは兄には決して言わない。

兄も相当容姿に恵まれていないのだが…。

(本人に言ったら激怒案件なので陰で少し言っていた)

「父が違ったら可愛い子だったはず。あんたは可愛くない」は

言い方を少し変えながら、度々言われたので私はすっかり「自分は酷く醜い」と

思い込んだ。

 

中学に入りおでこにニキビができ始めて悩んでいた時は

母に「そんな汚い肌してる子いないわよ」と何度も言われ

さらに悩んでしまったこともある。病院にも連れてってもらえなかった。

 

母は大柄な私の体格についても色々と言っていた。

バレエをやめさせる理由として「大柄だから」ということを言われたし

「あなたは身長が高いから太ったら終わり」

「身長から-120引いた体重以上になったら終わり」

と当時やや痩せ気味で全く太っていなかったのにも関わらず

痩せていることを強要した。

 

ある日、私が冷蔵庫の飲み物をとりにキッチンに行ったら

母が炒め物を作ろうとしていた。

油を入れないで材料を入れていたので何気なく「油は入れないの?」と聞いたところ

大声で「うるさいわね!油は太るのよ!」と持っていた菜箸を叩きつけて激昂された。

その頃、油をひかずに調理できるフライパンではなかったし、いつも入れていたから

なんとなく聞いただけだったので、とてもびっくりした。

娘にミスを指摘されたと思ったのだろうか。

 

母は私が大人になってからも太っただの痩せただのとうるさかった。

痩せろと言う割に、私が太ると嬉しそうに何度も攻撃した。

 

また、私は健康診断では異常がないのだが母自身が糖尿病気味なので

私にも「糖尿になる」と呪いをかけていた。

何度も毎年検査受けていて血糖値は正常。と伝えても

心配しているていで糖尿になる。糖尿になる。とうるさかった。

私が「糖尿病になった」と言えば「ほらみなさい」と満足したのかもね。

 

ちなみに母は中肉中背でやや太っていたと思う。今は知らないが。