全ては犬の見ている夢だったらいいのに

毒家族の狂ったエピソードと現実的な家族終い

成人式

新成人の皆さま、おめでとうございます。

私みたいに違った人生でやり直したいな、と思うことがないよう皆幸せであって欲しい。

 

私の成人式は何もなかった。大学の友人達がお母さんに用意してもらった着物を着て、写真を撮ったり食事をしたという報告を聞きながら家に一人で居た。

もちろん母からも父からも電話すら来なかった。

娘の成人に興味がないのだろう。

 

後日、友人達の写真を見てどうしようもなく寂しくなり、母に訴えたが「いくら欲しいの?」とまるでお金を無心しているような言い方をされ、さらに傷ついた。

 

学校を卒業して何年か経って、ある会話の流れから再度私が祝ってもらえなかったことがどんなに寂しかったか訴えたが「卒業式の袴代、出してあげたじゃない」と怒られた。

確かにそのお金は出してもらった。着付けは友人のお母様がやってくれ、両親は私の袴姿は見ていない。

 

私はお金を出してもらったんだから、それだけでも感謝しないと。と自分を納得させ、寂しさに蓋をした。

 

まぁ大人になって、周囲に話を聞くと「何もしなかったよ」という人もいるし、今も恨んでいるとかではないが、両親が私のことを大事に想っていなかったというエピソードの一つだなぁと思う。