全ては犬の見ている夢だったらいいのに

毒家族の狂ったエピソードと現実的な家族終い

毒母の交通事故介護①

母が交通事故にあった時の話をいくつかに分けて書いてみようと思う。

兄の攻撃対象にしっかり私が加わった頃の話で、他人が聞いたら

「そこまで攻撃されるということは何かしたのでは?」と思われてしまうくらい

理不尽に攻撃され続けた。

本当に私は燃料を与えることや、無駄に反撃することをしていない。

もちろん謝ったりへつらったりもしていないが、可能な限り関わることを避けてきた。

 

10年以上経った今は数々の出来事を経て、“無視・親族のイベントだろうが絶対に会わない・絶縁”をしているが誰か兄を治療してくれないか、もしくは兄がいなくなってくれないかと切に願う。

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ある日、叔母から「お母さん交通事故にあったみたい。連絡してみて」と

メールがあった。

通常、そういう連絡は父からきてもいいようなものだが、

私に電話をかけたことがないし、もちろんメールも打てない。

何より「無」なのだから、自分から何かアクションを起こそうなどと思わないだろう。

 

母の携帯にメールを打ったが「大丈夫」と何か隠しているような文面で

家の電話に電話しても父が出たので話がよくわからなかった。

 

交通事故は相手があることであり、父では埒があかないと思い

実家に向かった。

実家に行くと母が固定器具をつけてベッドで寝ていた。

 

電動自転車に乗っていて車にぶつかったとのことだった。

救急車で運ばれ色々検査をしたが、打撲と鎖骨が折れただけで

鎖骨は固定バンドで保存療法を勧められ、帰宅したようだった。

 

その固定バンドで自宅で生活するには父の助けが必要だった。

父は元々簡単な食事の用意と簡単な掃除以外は、できることが皆無で

ATMからお金をおろしたり、タクシーを手配したりということもままならない。

父に固定バンドのやり方も覚えさせないといけないし、

母は極度に痛がっていた為、病院に行く時に私が付き添って

先生に相談することにした。

 

脳神経外科では、頭には異常がないし入院したらボケるよ?と

言われてしまったので、整形外科で「父が面倒を見られないこと、

骨が飛び出しそうになっている所が酷く痛み、バンドを固定することが困難なこと」

などを相談した。

 

すると、この病院は満床で入院できないけども、状況的にも

手術・入院した方がいいかもしれないですね。とのことで紹介状を書くので

どこかあたってみて、と言われた。直接他の病院は紹介してくれなかった。

その足で、警察にも付き添い母が事故の状況の説明をした。

 

そして週末、先方の保険会社の人が実家に来るとのことで

父だけでは話ができない為、兄と私が対応することになった。

こんな状況でも兄は私達に攻撃をしかねないので、

私は叔母と叔父に応援を頼み、叔母と叔父の為に実家近くのホテルもとった。

 

叔父はプロジェクトとしてやろうといい、母の介護にかかったお金など、

領収書をきちんとファイルに入れて整理することなどを提案してくれた。

「ここに各自病院に付き添った時の病院代とか交通費とかがあれば

記録しよう」と。

 

すると兄が前に実家に来た時とその日の自分が食べてきたランチ代、

ファストフード店のレシートを2日分出して請求し始めた。

 

叔父は呆れて怒り、それに関しては本当に怒っていると叔母が後から

何度も言っていた。

本当にガメついしどうかしてる。実家に来なくたってお昼ご飯食べるだろうに。

母の事故と関係ない。

 

しかも兄は以前、兄嫁と共に自分達は貴族の舌を持っている。くらいの自慢話を

していて、本場のフォアグラだの生ハムだのを食べていると言っていたのに

本当は安いファストフードを好んでいることにも苦笑した。

 

そして先方の保険会社の人が来てから、また兄の暴走が始まった。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンスター兄エピソード【叔父の葬儀】

叔父は母の姉の配偶者で、滅多に会うことはなかったが生前はよくしてくれた。

母が交通事故に遭った時、うちの家族では問題解決が複雑になることと、

既に兄の攻撃対象に私が加わり、家の中で家族だけになるのは危険だったので

叔母にお願いして叔父と一緒に付き添ってもらったこともある。

 

結果その時が最後になってしまって、きちんとしたお礼も言えず後悔した。

叔父は公平な心を持っていたように思うし、30代になっても結婚しない私に

他の親族と違って「結婚なんかしなくていいんだよ。仕事もしてるんだし

自由に生きたらいい」と言ってくれていた。

 

私は色々な想いが込み上げながら夫(当時は婚約者)に車で2時間ほどの

葬儀場に車で送ってもらい、葬儀に出席した。

到着すると両親と兄もいたが、兄のことは目に入れないようにし、

静かに叔父への感謝と弔いの気持ちに心をよせていた。

 

お焼香の時、もう一人の叔母が「〇〇ちゃん、手を繋いでくれる?」と言ったので

私は二人一組で並んでいたところに叔母と手を繋ぎながら並んだ。

叔母は一人で出席していて、足が悪いので手を繋いで支えて欲しかったようだ。

 

その後、椅子に座るまで一緒に付き添い、隣に座って食事を頂いた。

前には両親と兄が座っていたが、皆特に何も会話せず叔母と一言二言話しただけだ。

すると食べ終わるか終わらないかの時に、突然兄が立ち上がって

「お前ェェェェェェいい加減にしろよ!!!」

と怒鳴り始めた。

 

皆驚いて母は咄嗟に「座りなさい。やめて。」と言った後、私に向かって

「〇〇ちゃん何言ったの!?」と無言で驚いている私に向かって言った。

私は兄が病気だと思っていて、「あ」でも「い」でも言い返せば、それを燃料に

興奮することがわかっていたので、もちろん何も言っていない。

兄を見ることもしていない。

咄嗟に兄を庇い、私のせいにしようとする母のナイス連携プレー。

 

兄は興奮しながら「お前はクズだ。オラぁぁぁ!当てつけだろ?」

意味不明なことを言い出し、よく聞くと

「両親への当てつけで叔母さんと手を繋いだだろ?クズが!」

言っていた。

 

??????????

意味がわからない。叔母と手を繋いだことが当てつけ?なんの?

流石に親もポカンとしてる。

 

とにかく私がその場にいる限り、兄が興奮し続け周囲に迷惑がかかるので

私はすぐ席を立ってトイレに行った。

 

落ち着いてから部屋に戻ると、場は収まっていたようだが

兄はiPadをお盆のように手のひらに乗せながら一人でウロウロしていた。

 

私が部屋の隅で従姉妹の子どもとLINEの交換などをしてお喋りしていると

兄がiPadお盆をいじりながら突然やってきて

「証拠が見つからなかったがお前を許さない!」と興奮して言い捨てていった。

そりゃiPadに私が悪いという証拠はないだろうね……意味不明。

 

従姉妹の子どもが「怖い~」と言ったので「ごめんね。見ちゃだめ」と手で庇った。

従姉妹の子どもは成人しているが、突然怒鳴り込まれて怖かっただろう。可哀想に。

でも私にはどうすることもできないんだよ……

 

その後私はなるべく両親と兄から離れたが、火葬場からの帰りのマイクロバスでは

家族単位で座らなければいけなかったので、母と私、後ろに兄と父、という席で

座った。

 

誰も喋らないシーンとしたマイクロバスの中で、兄は無口な父に向かって

自分がいかに色々な国で仕事をしてきたかをペラペラと話まくっていた。

アメリカでは~フランスでは~とそれはそれはもう自慢げに、独演会のようだった。

父は「無」なのでたまに「うん」というだけで

バスの中は兄の自慢話が静かに響いていた。

 

兄のことを自慢に思っている母ですら「お兄ちゃん、いやね…恥ずかしいわ」と

私に小声で言ったほどだ。

私は心から「死ぬほどダサい」と思って他人事だった。

 

後に親戚から「葬儀中ずーっと〇〇ちゃんのことを睨んでたよ」と聞いた。

ずっと観察して私の失敗待ちをしてたんだろう。そして何もないので無理矢理

「両親への当てつけでわざと叔母と手を繋いだ」という意味不明な怒りの口実を

生み出したのかと思う。

無理矢理すぎる怒りの口実を作り出して、あれだけ興奮できることに感心してしまう。

 

しかし兄が学生時代、よくお小遣いを貰っていた叔父の葬儀で

私を睨むことに集中し大声で怒鳴り、自分はすごいんだぞ!という話を

火葬場からの帰りのバスで皆に強制的に聞かせるだなんて

亡くなった叔父もさぞかし呆れるだろう。

 

とにかく兄は哀れな狂人だし、それを咎めもしない両親もどうかしてる。

 

後日、葬儀中に騒ぎ立てた兄に怒っていた従姉妹は納骨式に兄だけ呼ばなかった。

そしてそのイラ立ちを私にぶつけ「あいつはクズ!」「一生許さない!」などと

散々兄の悪口を言った後「クズの妹もクズだからね!」と言い放った。

私は酷く傷ついたが、従姉妹の人の悪さには薄々気付いていたので適当に流した。

 

その後叔母から「娘が酷いこと言ったと思う。ごめんね」などのメールがきた。

 

あの時従姉妹の言葉は最愛の父親が亡くなった時だし、一応私の兄という人物が

やらかしたことなので飲み込んだが、いろいろわかった今なら言い返すかもね。

 

結局、みんな兄には直接言えないクレームを言いやすい私にぶちまける。

全く…知らんがな。


他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)

救いになった事と助けてくれた人達

家族という逃げ場のないコミュニティに閉じ込められていた子ども時代も

大人になってから毒家族と絶縁するまでも、苦しくも何らかの救いがあった。

 

誰かの役には立たないかもだけど、記録としてここに書き記してみようと思う。

 

子どもの頃は月曜〜土曜まで習い事で埋まり、日曜日も楽器の合同練習などが

入っていて、家では楽器の練習と公文を毎日やって、漫画とお笑いや歌番組などの

テレビは禁止。といった生活だった。

チェッカーズのメンバーがわからなくて友達に揶揄われたり、こっそり

友達から少女漫画を借りて怒られたりととても窮屈だった。

 

そんな中、NHKの番組を観ることと本を読むことは許されていたので

本を読んで空想したり、NHK海外ドラマを観て現実逃避していた。

 

特に大草原の小さな家」や「アーノルド坊やは人気者」、「フルハウスには

私が知らない家族愛や親子愛が詰まっていて、現実の家族に絶望する私の

気持ちの逃げ場としてとても助けてもらった。

 

あとは学校が割と楽しかったこと。これも救いだった。

小中学生の同級生達とは今でもLINEでくだらない話をしたり、

集まって飲んだりと良い関係だと思う。

 

自家中毒で吐くのは親と多く接しないといけない土日が多く

高校生の時も原因不明の嘔吐は続いていた。

実は今でもストレスが溜まると吐いて寝込んでしまう。

 

子ども時代はいかに他人と関わるか、いかに外の世界に希望を持てるかが

大事だったかと思う。

子どもなのに疲れていて、私は18歳くらいで死んでしまってもいいな。なんて

ふんわり思っていたのも、今考えると正常じゃない。

今苦しんでいる子どもがいたら、親から離れた外の世界が楽しいことを

教えてあげたい。

 

 

大人になってから悩んで悩んで、達観して絶縁することができたのも

やはり他人のおかげだ。

 

根気よく話を聞いてアドバイスをくれた友人、そんな酷い家族の話は

信じられないから本当は家族なんていなくて狂ってるのは実は自分説あるよ??

と笑いにしてくれた友人達にはたくさん迷惑をかけたが、本当に助けられた。

 

一方でそういう話をウザイとか迷惑と思ったり、こちらの人格を

否定してくる人もいるので、話す人は選んだ方がいいと思う。

親子なんだからと言ってくる人も、言いたい気持ちはわからなくないけど

こういう状況の私には辛いので、家族の話は一切しないようにしている。

 

 

あとはカウンセリング

これは本当に気持ちの切り替えができたきっかけになった。

知らない人に話を聞いてもらうことで、自分自身の頭の中が整理できる。

友達と違って相手は仕事なので、時間いっぱい気兼ねせず話せるのもいい。

自分が同じ話を繰り返す時は、自分が何に執着して悲しんで怒っているのかも

よくわかった。

 

カウンセラーに話しているうちに、自分が物語を話している気分に

なったこともある。

これも気持ちを整理する上で重要な現象だったように思う。

 

カウンセリングが大事と早くから思っていたのもミーハながら海外ドラマの影響だ。

とはいえ、若い頃1、2度行ったカウンセリングは、合わなくて

逆に落ち込むことにもなったので、自分に合う人を探すのが重要かと思った。

 

最近までお世話になった方はもうカウンセリング業をやめてしまい残念だが、

その人のおかげで私の中の執着が全て剥がれたと思う。

 

私は自分が良いことをすれば、母はわかってくれるはず。なんて淡い期待を

抱いていたこともあって、母が入院した時は本当に一生懸命介護した。

もちろん退院した途端、酷い仕打ちを受けて傷ついた。

プレゼントを送ったり希望する旅行にも連れて行った。

それでも母は私のことが嫌いで、関わった分だけ傷ついた。

 

それをカウンセラーの人は「なぜ介護するんですか?しなくていいですよ」

「相手は雀だと思ってください。雀に言葉通じないですよね?

言っても無駄です」などと柔らかい口調だけど、バッサバッサと家族から

離れる方向へ導いてくれた。

私は母だと思っていた雀に「どうしてそんなことするの?

どうしてわかってくれないの?」と話してただけだった。と気づき

母に理解を乞うことをやめた。

 

母の弟に「家族がめちゃくちゃなのは子どもであるお前が悪い」と

酷い言葉を浴びせられた時もカウンセラーの人は

「あぁ、そんな年寄りももうすぐ死にますから。そんな人に何言われても

関係ないじゃないですか」とバッサリいってくれた。

「もうすぐ死ぬ」こんな言葉が救いになるとは……

 

そんなこんなで友人とカウンセラーのおかげで強くなり

現実的に淡々と絶縁に向けて進むことができた。

長く長く苦しい道のりだったけども。

 

そして、ファクトしか通じない警察弁護士への相談を始めた。

家族から嫌がらせを受けて身の危険を感じたことがある人は

すぐ警察に相談するといいと思う。

(とはいえ心がグッタリしている時は現実的に物事を進められないのもわかる。)

 

兄の脅しがあった時は、すぐ最寄りの警察に相談し記録を取ってもらった。

兄からのメールを見て待ち伏せの可能性があり、危険。と判断して、

家までついてきてくれたこともあった。

生活安全課にも相談を勧められ、今でも記録を取ってもらっている。

それらは証拠として書面として残るし、住所などの閲覧制限の手続きにも役立つ。

(※長期に渡り警察に相談していることにより、スムースに区役所で支援を受理されました)

 

幸い私が住んでいるエリアはたまたま警備が必要な人が近所に住んでいるので

カメラも多く比較的安全とは思うが相手は狂人なので油断は禁物だ。

親族同士の殺人事件が一番多いというしね。

 

弁護士さんは今進めている案件があるので、詳しく書けないが

法の場は事実と証拠でしか判断されないので、今までの証拠出しに

かなり労力を使った。

それらを掘り起こす作業は精神的にもとても辛く、

途中何度も立ち止まったりもした。

それでも本人同士話さなくていいし、母と兄の虚言は法の場では

何も意味をなさないので頼んでよかったと思っている。

これはそれなりのお金がかかることなので、かなり迷ったけども……

 

あと、私が兄に突然襲われPTSDになってしまった時、

すぐ病院とカウンセリングに行った。

血が出たらすぐ止血するように、何も考えずに即!が良かったように思う。

そして後々の裁判などに備えて、診断書も貰っておいた。

 

残念ながらPTSDは未だに完治していない。

とはいえ、酷い症状は1〜2年ほどで良くはなったと思う。

良くなるまでは、毎日うなされて体調が悪く辛かった。

背後に人に立たれることも恐怖で、いつも後ろを気にしていた。

 

良くなってきた頃、フィットネスのボクシングのクラスを受けたことがある。

サンドバッグに向かって「○ね!」くらいの勢いで拳と気持ちをぶつけ

続けているうちに、襲われるという恐怖が薄らいでいくのがわかった。

 

格闘技や筋トレをして肉体を強靭にすることも効果あるなと思った。

イメトレして体を鍛えることは自分の為に続けていこうと思っている。

 

もし私が2メートルのムキムキの弟だったら、兄は襲わないと思う。

来世は大柄な男性に生まれたい。

いやそんなことよりも幸せな家庭に生まれたい。

 


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毒母エピソード【信じたいものしか信じない。からの創作②】

母の信じたいものしか信じない。というエピーソードはたくさんある。

たくさんあるというか、ほぼ全部だ。

真実をなかったことにするので、結果大嘘つきになっている。

 

ある時、叔母のお祝いの会に夫と共に呼ばれた。

父と母も呼ばれており、従姉妹(従兄弟)や従姉妹の子ども達やその配偶者など

母方の親戚一同集まり、食事をした。

 

兄は普段からトラブルメーカーだということは知られているし、

叔父の葬儀で盛大にやらかしたのもあり、兄だけ呼ばれていなかった。

 

 

最初に、結婚して初めて会う人もいるので、簡単に自己紹介をしようと

いうことになり順番に挨拶をした。

 

母の番になり母が張り切って立ち上がり

「〇〇子です。□□(兄の名前)は家に犬が居るので来られませんでした!」

と言った。

 

私はビックリしたし、みんな意味がわからなかったと思う。

ザワっとした後スルーされていた。

 

そもそも兄は呼ばれてないし、犬が居るから来られない。という理由も

トンチンカンすぎる。

 

母は自分の息子が “厄介者だから呼ばれていない” ということを

信じたくなかったので、なんらかの理由をつけて

「呼ばれたけど来られなかった」という設定にした。

兄を呼ばなかった主催者が目の前にいるのに……

 

なぜ「犬が居るから」という理由にしたのかというと

兄が以前から兄嫁がうちの実家に来られないことを

「犬が居るから来られない」と言っているのをヒントにしたのかと思う。

 

兄は趣味でオーケストラに参加しているようだが

その発表会も兄嫁が「犬が居るから来られない」とのことで

母だけ見に行っていた。

 

兄嫁は仕事をしているし、老犬でもない犬と24時間一緒にいるわけないのに

全て犬のせいにするのは無理があるし、理由として雑すぎて

逆に裏の真意がくっきりあぶり出されてしまっている。

 

母は「兄が嫌われて呼ばれていない」ということ、

兄も「兄嫁が行きたくないと言った」という本当の理由を

信じたくない、認めたくない。

 

だから

全部犬のせい!🐶

 


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毒母エピソード【信じたいものしか信じない。からの創作①】

母は信じたいものしか信じない。

真実は黒であっても、母が白だったらいいなぁ。と思えば「これは白なのよ」と

平然と断言する。

 

母がケガの治療で入院した時、医師や看護師さんに何度も

「入院は1〜2ヶ月です」と言われていたのにも関わらず

3泊4日と言い張り、結果周囲に大迷惑をかけることになった。

認知症の父を1〜2ヶ月も一人にしておくわけにいかず、

急遽私が全ての手配などをした。

看護師さんには「お母様に何度もお伝えしたのですが…ご自身の

思い込みが強くいらして…」と言われてしまった。

 

病院では兄のことを「アメリカに駐在しているの」と自慢げに言いふらし

看護師さん達に「お兄さんはアメリカにいるんですよね?」とよく聞かれた。

兄は日本にいたし、アメリカ駐在になる。と言う兄の嘘を

母が膨らませて言っていただけだ。

その件で、看護師さんには「……お母様、一度精神科も受診しますか?」と

聞かれてしまった。

あの時は私が手一杯で無理だったが、受診させればよかったと後悔した。

 

母と兄は

“兄に介護をやらせたくない(やりたくない)。

とはいえ、単純にやらせたくない、やりたくない。という理由で

私にやらせると母と兄が悪者になってしまう。

アメリカに駐在する予定だということにしたら、

自慢にもなるしちょうどいい!”

という設定をしたようだ。

 

兄は親族にも2週間後にアメリカ行くのに色々手続きがあって

忙しい(だから自分は介護ができない)と話していた。

兄嫁の飼っている犬の検査もあると設定が細かかった。

 

そして結局日本にいる理由として、またびっくりする嘘を塗り重ねた。

母から「お兄ちゃん、介護があるからって日本に残ることにしたらしいの

(優しいわね)」と。

 

1〜2週間前に急にそんな理由で(しかも介護していない)海外駐在を

やめられるわけがない。早ければ引っ越し荷物も送っているだろうし、

兄嫁の仕事もやめているだろう。

引き継ぎの問題もあるし無理な話だ。

 

母と兄の「こうだったらいいな」の稚拙な創作シナリオは

二人の狂った役者が熱演し、信じた人もいた。

私には配偶者が海外駐在で犬を飼っている仲の良い友人がいるので

そんな嘘はわかるのだが、事情を知らず目の前で真顔で言われれば

信じてしまうのだろう。

 

 

兄が待ち伏せしていきなり私に暴力をふるった時も

母は「あなたがいきなり襲ったんでしょ?」とスルッと真逆のことを言っていた。

 

私が改めて事実を説明し、異議があるなら証拠を出して

三者に話して判断してもらいましょう。

と冷静に言うと逆ギレして電話を切ったり

「あんたの人生を滅茶苦茶にしてやる!」と脅したりした。

 

母は兄がどんな悪事を働いても全部私のせいにしたいのだ。

それはいくらなんでも無理がある。

 

一度「お母さんが謝るからお兄ちゃんがやったことは内緒にして。お願い」と

言われたことがあるが、なぜ毎回私が犠牲になって体調を崩しているのに

謝って済むと思っているのか。

それにそういったことを言うということは、本当は真実をわかっているということ。

 

うちのことは他人には内緒にしろ。は母はよく言う。

私は逆に、全て公にすれば良いと思っていて、今までの起きたことを

深刻度や状況によって友人や警察、弁護士に報告している。

友人には話すことによって、自分自身の矛盾や間違いにも気づくことが

できるし、「何その設定!笑」と大笑いしてくれる人もいて大変助かっている。

 

 

家族の中で話し合ったり言い合ったりしても、

決してファクトに辿り着かないので無駄だ。

 

母と兄には、兄の警察沙汰を会社に通告してないだけありがたいと思って欲しい。

これは私の身を守る為でもあって、兄が会社をクビになれば

何をしでかすかわからない。

兄の異常性を社会と関わることによってギリギリ法の中に閉じ込められている

感じがあるからだ。

 

 

 

モンスター兄エピソード【他人とトラブル②】

兄が他人とトラブルを起こしたもう一つの事件は、かなり昔に

私が兄の車を運転していた時だ。

 

こんなことは一度しかないレアケースだが兄が私を攻撃する前の話で、何らかの話の流れで近所のスーパーまで運転してみろ。と言われ、あまり運転したことなかった私は

恐る恐る運転をした。

 

空いている道路で法定速度は守っていたのだが、

後ろの車が苛立っているとは思わなかった。

 

信号で停止した時、突然兄が車を降りて後ろの車に向かって行った。

そしてドアを開けて顔を突っ込み

「オラァ!!!!◎△$♪×¥●&%#!」大声で怒鳴っていた。

 

私はものすごくびっくりしてしまい心臓がドキドキしてしまった。

後ろは中年の女性が運転しているベンツだった。

偶然ドアのロックも開いてしまっていて、さぞ女性は怖かったと思う。

兄は「中年の女性」だから、そこまでいきがったのだろう。

 

兄自身の結婚式の時のトラブルも相手が子どもや老人だった。

 

noemie.hatenablog.com

 

兄は攻撃する相手を選んでいる。

 

私にはどうすることもできず、とりあえず早く家に帰りたいとだけ思った。

興奮している兄を刺激しないようだけ気をつけた。

 

兄が言うように本当に後ろの車はこちらにわかるよう

苛立ちを向けたのだろうか?

兄は被害妄想が強いので正当な怒りとは思えないし

勝手にドアを開けて怒鳴り込むなんて、歴とした加害・犯罪行為かと思う。

 

今だったらドラレコなどもあり警察沙汰になっていたと思う。

なっていればよかったのに。

 

あちこちでトラブルを起こす兄のエピソードを聞いていた親戚は

「一度逮捕されればいいのにね」と言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンスター兄エピソード【他人とトラブル①】

兄の攻撃対象がまだ私じゃなかった時、形式的に兄の結婚式に呼ばれた。

 

兄は海外赴任中、兄嫁と出会った。

詳細は省くが、兄嫁が海外駐在員を狙った婚活をしていたのでは?と思う。

 

それはさておき、結婚式は兄嫁の出身地に近いある地方の神社で

ほぼ家族のみで行われた。

私はここで初めて兄嫁と会った。小柄で可愛らしい人だったが

終始作ったような同じ表情をしていたのが不自然で気になった。

 

父は相変わらず「無」だったが、母は兄を怒らせないよう

相当気をつかっているようだった。

その頃兄は私に対して、そこまで攻撃対象ではなかったので

私は結婚を機に性格が直ればいいな。くらいに思っていたが

やはり気は使った。

 

夜、兄がうちの家族を食事に連れて行った時は

母は余計なことを喋ってまた兄に激怒されてはいけないと思ったのか

腫れ物に触るような態度で終始静かにしていた。

おしゃべりな母がこれだけ黙るのは珍しいが、少しでも地雷を踏むと

【土足で金を強奪事件】に発展すると思っていたのだろう。

 

noemie.hatenablog.com

 

父はもちろん無言。

しょうがなく私は兄とあたり障のないことを喋った記憶がある。

結婚のお祝いなのに、暗い時間だった。

誰も笑ってないし楽しくなかったと思う。何を食べたかも覚えていない。

兄は兄嫁と兄嫁の家族に「家族を食事に連れて行った」という事実を

報告できればよかったのだろう。

 

ちなみに両家の食事じゃなかった理由は兄嫁の親が

体調を崩したからだったと思う。

 

もう流石に自分の結婚式の時だし、今回は問題を起こさないだろう。と

思っていたが事件は次の日起こった。

 

兄の提案で少し観光をすることになったのだが、

4人で仲良く出かけるということをしたことがなかったので

かなりギクシャクしながら、目的地までのバスに乗った。

 

すると乗った途端、兄が椅子に座っていた小学生たちを脅し始めたのだ。

低い声で顔を近づけ「なぁ、お前らわかるだろ?お年寄りに席を譲りな!」と。

小学生たちは怖がってすぐ立った。

父と母はその席に何も言わず座ったが、私は家族の無礼に耐えられず

一人で一番後ろの席に座った。後ろの方の席は空いていた。

 

これは兄のパフォーマンスの一種だ。周囲にわかるよう正義の剣を振りかざし、

承認欲求を満たす。兄の歪んだ正義は本当に厄介だ。

 

後ろの席が空いてるにも関わらず、小学校低学年の子たちを脅し

立たせて両親を座らせる。

良いことをしているとでも思っているのだろうか。

小さい子たちが脅されて立つ方が危ないと思う。

 

そして、さらに事件が起こった。両親が座っている席の前に

兄は立っていたのだが、乗客の誰かとモメ始めたのだ。

母の「やめてください!」と言う声がバスの中に響く。

兄が誰かに怒っていた。

 

私の隣に座った男性2人は「なんか揉めてるぞ。何あれ」と言い出し

私は恥ずかしいのと「なぜうちは普通にできないのか。揉め事ばかりなのか」

と涙が出てきてしまった。

 

他人のふりして、泣いていることがバレないよう窓の外を見ていたら

運転手さんが「お客さん!やめてください!喧嘩するなら降りてください!」

マイク越しにいい、車内は騒然となった。

兄の喧嘩相手はバス停で降りた。喧嘩相手はお爺さんだった。

 

結局何だったのかわからない。父も母も兄も何も言わないからだ。

私も関わりたくない。

母が少し兄を庇うような発言をしていたが、何もなかったように

観光をした。私は本当に疲れてしまった。

 

家族がいない時の兄はどうしてるかわからないが

特に両親がいる前でイキがることが多いように思う。

そして相手は子どもや高齢者、女性である。

権力や強靭な肉体を持った男性には歯向かうことは皆無かと思う。

 

兄のイキりは醜く恐ろしいのだが、私には小さな兄が

「ねぇ、僕って良い子だよね?褒めてよね?」と母に問いているようにも見える。

 

しかし結婚という大きな幸せイベントの時も

変わらずトラブル起こすのなんなの……